AD/HD 発達障害 生活習慣 を 身につける方法

生活習慣を身につける方法

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ADHDの子供は基本的な生活習慣が身についていない場合が多くご褒美シールでお金や(物)プレゼントで 頑張らせる方法に疑問を持ちますが、行動療法に過ぎません。頑張ったら頑張ったでご褒美が次につながり人が不快になること例えば暴力をふるった・・暴力的な言葉を3回注意しても止めなかったら罰。ツバを吐いたら罰金という非常に単純なやり方です。

 

我が家でも3人兄弟で競いあってご褒美シールを試しましたが
ADHDの子供だけが最後までご褒美シールに飛びついてきましたね。
普通の子の場合物で子供を釣るなんて!と言われそうですが
ADHDの子供の場合「馬の目の前に人参」が非常に有効です。

 

月謝袋

 

 

一覧表を作る人もいますしうちの場合は、月謝袋を購入し
シールを張っていく方法にしました。
シールは、1枚あたり10円と交換できます。
1週間頑張れば週末には、500円ぐらいの金額になります。

 

頑張った分だけお金が貯まりそのお金で100円ショップで
ほしいものを買うんだ!とかマクドナルドのハンバーガーに
ポテトとシェイクのセットを食べたいとか!(笑)言っています。

 

 

非常に単純な方法で当たり前の行動をしただけで
ご褒美がもらえることに普通の子育てをしている親さんからは
反感を持たれるかもしれません・・しかし
ADHDの本に書いてある通りに実行したら非常に有効な方法だったので
お試しになられると良いと思います。

 


ご褒美シールでやる気を上げる方法

ADHDの子供の場合・・

 

  1. 宿題が夜眠る前(PM9:00)までに出来た・・2点
  2. 朝起きなさいよ!と言われ1回で起きた・・1点
  3. 玄関の靴を揃えた・・1点
  4. チャレンジ(ドリル)を3ページ以上出来た・・3点
  5. 部屋のお片づけをした・・2点
  6. 時間割が出来た・・1点

 

☆ボーナスポイント(特別ボーナス)
宿題の他に復習が丁寧な文字で出来た・・1点〜3点

 

☆マイナスポイント(減点)
お父さんお母さんが止めなさいと言ったことに対し
3回言われても止めない場合は、マイナス3点
注意に応じて1点から2点減点します。
兄弟喧嘩を100%止めるのはストレスになるので気をつけます。
暴力を継続させた場合は、間違いなく減点です。

 

ADHDでは無い子供
(保育園〜小学校低学年の場合)

 

  1. お弁当を自分で包んで準備が出来た・・1点
  2. 歯磨きをちゃんと出来た・・1点
  3. ご飯を残さずに食べれた・・1点

 

1日に3ポイント=30円です・・
小さいのでこの金額が妥当かと思っていますが
本人は、自分だけ少ないと怒っていました。( ≧艸≦)

 

ADHDでは無い子供
(小学校高学年〜中学生)の場合

 

  1. 部屋の整理整頓・・3点
  2. 小さい子の勉強を見たりお世話を頑張った・・3点
  3. 洗濯ものを干した・・3点
  4. 習い事を頑張った・・1点
  5. 復習や自主勉強に取り組んだ・・2点

 

一番上の子には、私がやってもらいたいと思うことを
点数にしましたが、全然やってくれません。(ー"ー )
頑張れば点数が高くなるように設定したものの
本人はご褒美シールには、無関心の様子。(笑)
習い事宿題の量年齢に応じて加減をされると良いですよ。

 

我が家は、お金にしましたが、ご褒美は、漫画でも
何でも良いと思いますが子供が楽しみにしているものにします。
食べるのが好きなら食べ物にお金が好きならお金に・・。

 

ADHDの子供は、目の前に楽しみがあると頑張り
目に見える報酬や賞罰など単純なものでも
驚くほど集中力を発揮します。

 

肝心なことは、報酬は、頑張った結果として与えるだけにし
前払いをしないことで達成感を感じさせます。

 

ADHDの子供は、周りに「変わった子」「出来ない子」のレッテルを
張られているもの、周囲にほめられることで
「自分もやれば出来るんだ」と自信が持てるようになるのです。

 

 

ADHDを改善するためのアイデア

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絵本や本好きの子供に。

 

子供を絵本や本に親しませます・・たとえば乳幼児のうちから
落ち着きが無いと思われる小さい子供にも効果的です。
子供を抱っこして読み聞かせをします。
ページを全部読もうと思わず1ページだけでお母さんと
お子様とお話しながら絵本を眺めるだけでも良いので
気楽に続けられると良いですね。

 

  1. 図書館の絵本を借りる
  2. 図書館でゆっくり読書する空間があれば利用してみる
  3. 読書をするためにテレビを消したり音を遮っておく
  4. 子供が興味のある内容を読みます
  5. 選ぶ本は、幅広く親の趣味を押しつけないで。
  6. 読み聞かせは、小学校3年生でも4年生でもOK
  7. 高学年になったら自分で読めそうな本を用意してあげると良い

 

テレビの無い時間をつくる

 

1日中テレビやビデオDVDが付いているのは、NG
ご飯の時は、ご飯を宿題の時は宿題を・・・
絶対に見せないというのは、無理だと思うので
7時から9時までなど決めておきます。

 

もちろんその前に時間割や宿題を終わらせておかなければ
いけません。

 

積極的にスポーツをする

 

現代っ子は、昔の子供(現在40代50代60代)と比較すると
学校から帰って遊ぶ時間が1時間と少なめ、
昔の子供たちは、50代が最も長い時間(2時間以上)帰宅後遊んでおり
年齢が若くなるにつれ帰宅後の遊び時間が短くなっています。

 

現代は、意識して遊ばないととたんに運動不足になります。
野球やサッカーバスケバレー空手剣道柔道など
運動を積極的に取り入れている子供と何もしない子では、
大きな差が出ています。

 

50メートル走にしてもボール投げ持久走
立ち幅跳び全ての競技で昔より劣っているのは、
遊びながら筋肉を鍛える時間が圧倒的に少ないからなのです。

 

家族や兄弟でありあまるエネルギーを消費する場所や時間を確保しましょう。


ADHDの子育て

(1)白黒思考でADHDにこだわらない。

 

専門機関で、うちの子は、ADHDの症状と同じだけど
ADHDかどうか診断して!と物事をはっきりさせたがる人は
気をつけましょう、はっきりADHDと診断される場合もあれば
ADHD傾向と診断される場合もあります。
学校の教室には「うちの子よりもっと酷い生徒」もいるのです。
同じ灰色でも白でも黒でもない、白に近いグレーもあれば
黒に限りなく近いグレーもあるんですよね。
たとえ診断がはっきりしなくてももし家庭で試した方法で
子供の症状が改善するのであれば、ADHD児であっても
ADHD児で無くてもその子に合った方法が見つかったと思うと良いんですね。

 

(2)子供を差別や偏見の目で見ない

 

発達相談センターでADHDの検査しADHDの診断が下った場合
ADHDだから言うことをきかない
ADHDだから落ち着きが無い・・ADHDだから・・と否定的に
物事を考えないようにします。

 

(3)マイナス思考を止める

 

テストの点数の低さやノートの文字にダメだしをする
とても難しいことですがノートの汚い文字の中に
たった一文字きれいな字を見つけたらそこを褒める・・
テストの点数が悪くてもできたことに目を向ける・・
褒められることで今度も頑張ろうと言う気持ちなるものなのですね。
ADHDの子供は、聞いていないようでちゃんと聞いているものなのです。

 

テストの点が高かったら「まぐれ?」なんて思わずに
子供と一緒に素直にわーい(´ー`) と喜んでしまいましょう!!

 

(4)べき思考

 

完ぺき主義で自分に厳しく子供にも厳しいお母さんが
よく口にする◎◎すべきよ!のべき思考。
いつも◎◎をしなければ!とか
◎◎を出来なかったから自分はダメな母親だと考えるのは止めましょう。

 

(5)責任を過剰に背負う

 

父親が仕事に出て母親が家にいる場合必然的に
子供と過ごす時間が長くなる母親、
子供や子育てが上手く行かないのは、自分のせいと
落ち込んだり悩んだり・・こうなってくると子供を支えたくても
お母さんのメンタル部分のケアが必要になってきます。

 

(6)子供にレッテルをはる

 

ADHDと診断されたから・・普通学級にいられなくなるかもしれないから・・と
焦りでイライラしながら「ADHDだから頑張らないとだめ」とか
「ADHDだから片付けが出来ない」・・こんなレッテルで
子供を見ていてはいけません。

 

ADHDと親も子供も認めてこれから頑張っていこうと言う気持を
逆なでするような言葉に聞こえてしまいます。
ADHDを克服するために頑張っているんですよね。

 

 

規則的な生活リズム

ADHDの子供は、睡眠や覚醒のリズムが悪い子が多く
寝つきが悪いのに寝起きも悪いといった問題が見られます。
親自身も子供に合わせた規則正しい生活リズムにしていくことが重要です。

 

ただし両親の働きかけで、NGなのは、
子供を突き放さないこと・・失敗してもドンマイと言える余裕です。
ADHDのわが子は、食事中に味噌汁スープマグカップに注いだホットミルクを
たびたびこぼします。
ラーメンを盛り付けさぁ食べようと思った瞬間にこぼします。

 

正直食べ物は勿体ないし自分のラーメンを食べる前に
片付けが加わりせっかくのラーメンを伸びた状態で
食べるのは、なんとも物悲しい気持ちです。(笑)

 

だけど、言われても言われてもADHDの子供は、
うっかりこぼしてしまうのです。
腹は立ちますが、ドンマイと言い聞かせます。

 

「食べる量が少なくなってしまったね」
「今度は、失敗しないように前の方に置こうね」

 

大丈夫だよ。次はこうすれば良いんだよ・・そうやって
提案してあげた方が気持ちも楽になるものなのです。

 

ただ、子供をしつけていく中でADHDの子供は
育てにくいため子供にコントロールされ
振り回される親が多いもの。

 

あくまで主導権やボスは、親の方、力で支配するのではなく
絶対に譲れない部分は、きっちり叱る
悪い部分は悪い。危険なものは危険です。
メリハリが大事なのだと思います。

 

 

 

 

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