AD/HD 発達障害 診断されたら、特別支援学級?普通学級

発達障害 の 子供は普通学級にいられない?

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年齢相応の知能で発達のムラがあるだけと診断された方が
普通学級のクラスにいられない?特別学級(特別支援学級)
通わなければならない?とご質問をいただきました。

 

医師(病院の先生)も専門家も「ADHDなど発達障害と診断されても、診断結果により
特別支援学級(特別支援学校)に通いなさい、という拘束力はない。」
本人と家族がよりよい選択をすることが良い」という言い方をします。そのため発達障害の診断を受けても普通学級か…特別支援学級かと気を揉む心配は、ありません。ただ就学時前検診などでIQ知能指数(ちのうしすう)が
、ボーダー上境界線(グレーゾーン)ボーダーライン以下の場合
特別支援学級で勉強をする場合が多いようです。

 

親としては、少しくらいテンポが遅くても周りの子より劣っていても普通学級で学ばせたいと思うものです。しかし本人にとってもワンテンポ遅れることが精神的な負担になることも考えられます。ただ考えようによっては、教科によって部分的に支援学級に行き一緒に行動できる授業に関しては、親学級(普通学級)の子と同じように学べるという選択肢もあります。

 

 

 

「通常学級(普通学級)」?「特別支援学級」?

 

実際私も子供がADHDと診断された時
普通学級にいられなくなる?と心配しました。小学校に入学する前保育園の
発達相談の先生から「◎◎くんは、普通学級に行けないんじゃない?」と言われていたからでした。
その一言は、ずっと心に刺さっていました。

 

心配は、しましたが学校から普通学級から特別学級に行きなさいと
言われることはありませんでした。担任の先生が自ら
特別学級に入ってください!ということは、ありません。

 

発達障害への理解は、先生によって温度差あり。

 

ただし!!学級の担任によっては、発達障害にまったく理解していない先生もいます。高機能自閉症とADHDの子に対し差別のような言い方で支援学級に行くように示唆する先生もいます。理解をしめすような態度なのにまったく口先だけの先生もいます。親身になって親のサポートをしてくれる先生もいます。コレが現実です。

 

軽度発達障害の場合は、支援学級か普通学級かは、本人しだいです。

 

授業参観などで子供の様子を見ながら
子供が周囲と仲良く溶け込んでいるなら普通学級で学ぶのが良いでしょう。
親は、教育を学校に丸投げするのではなく家庭で療育を進めていくようにしましょう。

 

 

学校や担任の先生に協力は、要請する必要がありそうですね。

 

発達障害が無くてもクラスに数人は、授業を
茶化したりふざけたり落ち着かない子供
口の多動症?と思われるおしゃべりな子どもや
ケンカばかりしているトラブルメーカーもいるものです。

 

発達検査で発達のムラを指摘されたなら
苦手な部分を理解し足りない部分を
補うことで子供は、伸びていきます。

 

普通学級に籍を置いた状態のままで特別につまずく教科があれば
その教科だけ静かな環境(支援学級や特別学級)で見てもらった方が
子供のためになることもあるんですね。

 

マイナスなイメージでは無く、より子供を伸ばしていく方法だと
思った方が良いかもしれません。
いずれにしてもADHDだから普通学級にいられない!わけではありません。
担任養護教諭家庭の3者協力のもと
どうしたら子供にとって良い環境か考えることが
重要で考えようによっては、
家庭教師なみに専門の先生に見てもらえることで
普通学級の子供より飛躍する可能性も無きにしもあらずです。

 

 


特別支援学級に通わせる悩み

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5才10ヶ月の時知能テストを受けたところ4才半の知能と診断。小学校入学時に普通学級に通わせたいと願っているものの特別支援学級に通わるか普通学級に在籍させるか判断に悩んでいる

5歳10ヶ月時点で知能テストを受けた結果、4歳半ということは、知能検査のレベルは、IQ76になります。療育手帳(知的障害者のための障害者手帳)の判定では、IQが概ね75からを知的障害として判定し、正常域が85以上、その間は境界知能です。

 

 

「見た目は普通」でも日常生活や学習内容に
支障がでる可能性があります。学校のクラス編成や
人数が大人数少人数でも違ってきます。

 

先生の配慮は、「ADHDやLDの子供一人だけ」向けられないことを理解したうえで
子どもの能力を伸ばす 方法
を選ばれると良いと思います。

 

低学年で普通学級に付いていくのがやっとという環境が
子どもにとって良いのか悪いのか?と考えると
普通学級に固執されなくても良いと思うんですね。
もちろん普通学級ならではの取り組みやメリットもあるので
担任の先生と相談しながら、教科によっては、
支援教室で静かな環境で勉強をさせるという方法もありだと思います。

 

高学年になるにつれ教室で差が出来てしまうと
勉強が出来ないと劣等感が二次障害につながることもあり
LDやADHDの子供が勉強が出来ない理解出来ないのは
努力不足でも怠けてるわけでも無いことを親自身が理解を示すことも必要だと思います。

 

親(保護者)の判断や学校側のアドバイスを聞きながら
普通学級でたくさんの子供ともまれながら生活させるべきか
考えられると良いですね。

 

障害児学級であっても特別学級であっても
子供たちは、柔軟にクラスメートとして接することが多く
支援学級と普通学級のかけ橋を担任がうまくつないでくれたら
親は、「鬼に金棒」だと思います。

 

苦手な教科を支援学級の先生に見てもらいながら
他の授業は普通学級で過ごすという選択肢もあります。
支援学級の先生はマンツーマンの家庭教師のような存在で
子供にとっても親にとってもデメリットは無いと思うのです。

 

自分の場合、普通の子供として育てていたのに
発達障害だと分かったときは、特別支援学級に若干
差別的な感情があったことにとまどいました。

 

実際、人間は愚かなもので、人の優劣を付けたがるもの。
以前の私がそうだったように当事者しか分からない
理解できないで(理解しようとも思わず)過ごしていることも
多いものなのですよね。

 

周囲には、心無い言葉を投げる人がいます・・
不勉強な人の言葉に傷付くのは、時間の無駄・・
子供にとって最良の方法は、親が判断することで
前向きになれると信じています。


通常学級か特殊学級か?ADHDの子供

ADHDの子供を、通常学級(普通学級)に籍を置くか
特殊学級に籍を置くか?親は判断に悩むことでしょう。
発達がアンバランスな場合普通学級(通常学級)に通わせる親が多いようです。

 

情緒障害学級は、都道府県により地域格差が大きいのですが
必要な時間だけ特殊学級に通い通常の学級で過ごす子供もいます。
ADHDだから情緒障害学級に通うというより
一つの選択肢として考えと良いです。

 

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