AD/HD 発達障害 忘れ物を少なくする方法

忘れ物を 少なくする方法

忘れ物 は、頭の痛い問題で母親もADHDだったり忘れっぽい性格だと
子供が覚えていても母親が忘れてしまうこともあります。
実際私も忘れっぽい性格の上自分の仕事と
他の子供(兄弟)もいたため
1人だけにかかりきりになるわけにはいきません。

 

自分自身も働いていたため、常に緊張し自分の持ち物を確認し
忘れないよう失敗しないように注意し切羽詰まった状態で
日々過ごしている私にとって、非常にヘビイな問題でした。

 

自分の管理以外にもう1人分管理しなければ
いけないのは、想像を超える労力でした。
忘れ物対策の基本は、時間割を毎日チェックすることに尽きます。

 

 

 

我が家では、時間をかけないように時間割をするときは、
子供に算数(教科書+ノート)のセット
国語(教科書+ノート)のセットと言った具合に
算数を入れるときに子供が見せたものを
目の前でOKサインを出しながらすぐにランドセルに入れさせました。

 

入れたつもりでカバンの横に忘れていくことが
何度もあったためすぐその場でカバンに収めることを徹底しました。
子供は入れた教科を1つづつ連絡帳(時間割)に◎で囲んだり
チェックしていきます。

 

算数を入れたらチェック国語を入れたらチェックという具合に。
もちろん時間割の前に宿題を終わらせておかないといけません。

 

対処法として、上記のような方法を試しましたが
全教科入れ放しにして筆入れの鉛筆だけ
削ると言う方もいました。

 

ランドセルが非常に重くなりますし、将来困らないように
親のサポートのもと時間割ができるように
サポートをされると良いのかもしれませんね。

 


忘れ物 対応手順

子供がやること親がやることを明確にしておくことが大事です

 

帰宅後子供は・・

 

  1. 宿題を最初に済ます
  2. カバンの中を空にする

 

低学年中学年なら時間割(連絡帳)を見ながら
一緒に準備していきます。

 

親が意識すると良いのは、忘れ物がなかった時の対応
忘れ物がなかった時は、たくさんほめる
子供は、ほめられるとうれしいので
次も頑張ろうと思うものです。

 

反対に忘れ物をしてしまった場合も
グチグチイヤミを言い続けない・・(これ肝心)

 

ADHDの子供は、時間割が苦手な子供も多いと思います。
他の兄弟と比較してどうして「時間割のような簡単なことが
出来ないのか!」と思われるかもしれませんが
宿題を確認したりノートをチェックすることで
学習に対する取り組み方の様子も伝わってくると思います。

 

案外と子供は、イイカゲンに時間割を済まそうとするし
仮に親が◎◎は入れたの?と助言をしても
聞いてるようで聞いていないことが多いんですよね。

 

母親は、学校に行っているわけでは無いので
先生が伝えた持ち物を忘れたとしても母親のせいでは無いんですよね?

 

ただ忘れ物が多い子少ない子
自分でちゃんと確認出来る子と
時間割を合わせるのが苦手で
イイカゲンになってしまう子はいることは確かな話。

 

親は、通信や連絡帳を見ながら一緒にチェックをしておくのは大切です。
また担任の先生には、通信や連絡帳に書いてあるもの以外は
見落としやすいということをお伝えしておくと良いと思います。

 

中にはプリントや宿題を学校の机に入れたままの
お子様もおられると思います。
意識して持ち帰るようになれば良いですが
連絡帳を活用しながら机に入れたままの状態を
連絡してみるのも1つの方法だと思います。

 

 

 

物を失くす失くしやすい子供

ADHDの子供の多くが
物を失くしたり失くしやすく落し物失くし物が多い子供で
忘れ物がひどい!時間割が出来ない悩みと同じほど
大きな悩みになっています。

 

うちの子供の場合宿題をしながら消しゴムを
失くすのは、たびたび。
頭の中は周囲の環境と同じ
部屋の整理整頓が出来ていないと
宿題をしてる先から鉛筆失くした!
消しゴム失くした!と大騒ぎです。

 

宿題を始める前は、部屋をある程度整理整頓して
スッキリした状態で始めると良いですね。

 

宿題をしながら失くしてしまう消しゴムは、
机の下やすぐ近くにあるはずです。
立ち歩いたり動かなければその場所にあるはずなので
「座ってる場所の近くにあるはずだよ」と声をかけておきます。

 

ものを探しまわる時間ほど勿体ない時間はありません。
消しゴムの定位置を決めておいたり
ハサミはこの場所鉛筆はこの場所消しゴムはこの場所と
絶対に場所を替えないようにして元の場所に戻すのが大切です。

 

 

 

 


必要なものは同じ場所にしまう

普段生活の中で忘れ物チェックするまでもなく
持っていくのが当然のもの・・ハンカチティッシュなどは、
部屋の定位置に収納します。

 

ポイントはできるだけ動かずに必要なものを手に取れる状態です。
引き出しや収納のついた家具を配置すると便利です。

 

 

子供の場合毎日時間割があるので
我が家では、勉強部屋に戻らずにリビングで時間割をしていますが
手提げ袋に教科書ノートを入れておけば
その場で時間割ができますし 私が確認するのも苦になりません。

 

同じように鉛筆赤鉛筆消しゴムなど文房具はこの引き出し・・
とよく使うものに応じて優先順位を付けて収納します。
時々しか使わなくても良いもの→「ピアニカ算数セット習字セット
絵の具セット」は、子供部屋に
毎日使うものは、リビングに・・と優先順位にそって
ものを置くだけでも随分労力が減りますよ☆

 

忘れ物 対策

忘れ物 対策 は、今より将来を見据えて必要になってきます。
私自身も子供のころは、忘れ物が多く
ちゃんと忘れ物をしないように持ち物の確認が出来るようになったのは
社会人になってからです。

 

忘れ物をすると仕事に支障が出ますし
困るのは、自分ということを痛いほど身にしみたからです。
子供でも大人でも基本は、以下。

 

  1. 持ち物を前の晩に準備をしておく。
  2. カバンバッグは1つ決めておく
  3. 必要なもので後から準備して持っていくものは、メモを張っておく

 

3つ忘れ物をしていた子が2つしか忘れ物をしなくなったら
それは、成長してると判断できますし
完ぺきを求めると親もつらい気持ちになるので
少しでも忘れ物を少なく出来たことに目を向けてあげると
子供の成長をサポートできると思います。