AD/HD 医療機関で診断 チェック 注意欠陥 多動性障害 症状と改善する 対処法 治療薬 サプリメント

医療機関 で 診断する必要性

一生治らない・・だけど診断が必要なのは、子供の特性や個性を尊重しながら生活に前向きに
取り組めるようになるからです。大人のADHDも同じで、叱られてばかりの人生だった方
上司や同僚から指示されたはずなのに出来なかったり何度も説明を受けたのに不注意で失敗したり・・
主婦なのに片付けが全く出来ず離婚してしまったり忘れ物が多いミスが多い物を紛失するなど・・さまざまな失敗で困難な人生を歩んできたのだと思います。

 

子供の多動より大人の多動の方がいくらか
解消されるもののコントロールできない衝動的な行動は
マイナスイメージとなったりするものです。

 

ADHDは、自分が怠けているせいでもなく
自分の頭が悪いせいでも、ない!!脳の働きのせいなのだ!とわかれば
納得が行くことばかりなのです。

 

例えば、整理整頓できない人は、ADHDを理解したうえで自分の弱点を認める・・
苦手や弱点を生活の中で補う工夫をすることで生活が改善されるからです。
失敗続きの人生で「どうして自分はダメな人間なんだ」と思ってきたことも
薬や治療周囲のサポートでよりよい人生を送れるのです。

 


ADHD 検査 診断できる 専門病院

成人(大人)のADD ADHD子供の場合でもそうですが本やネットでADHD の チェックリストをチェックしていると本当に、あてはまることが大半だと思います。

 

まず診断名を自分で決め付ける前に悩む前に相談!!手順としては、

 

(1)学校保育園などに相談

発達センターなどで簡易検査を受けることも・・
必要があれば、神経外来小児科

 

(2)神経外来を備えた病院診療所で診察を受けます。

 

(3)発達障害の疑いがあると診断されたら専門医に診てもらう。

 

以下のページで専門医をご紹介しております。
発達障害 診断 の できる病院クリニック 専門医
全国都道府県 発達障害 診断の できる 病院 クリニック 専門医一覧表

 

お住まいの地域に「ADHD の 診断する病院が無い」との
ご質問をお受けしますが、子供のADHD専門医より
成人大人のADHD専門医が少ないのが現状です。

 


発達障害 何科 を 受診すれば良いの?

発達障害 かな?と思ったら・・何科を受診すれば良い?もしかして、ADHD?発達障害?が疑われる場合、総合病院の 小児科精神科心療内科などを受診されるかかかりつけ医に相談し児童精神科 や発達クリニック小児神経科専門外来を紹介してもらう方法があります。

 

行政の行っている 発達障害の相談窓口で検査をしてから専門の病院を受診される場合、自分で病院を探す手間がはぶけます。

 

ADHDLD(学習障害)、発達性ディスレクシアDyslexia(発達性読み書き障害)、
小児失語症(大脳損傷)発達障害(自閉症スペクトラム障害、注意欠陥多動性障害、
学習障害、軽度発達遅滞などについて・・医師に子供の状況を説明し相談します。

 

診察の内容は、特徴行動をアンケートに答え
医師による診察行動観察専門家による検査(脳波)を調べます。
発達検査としてWISC-V田中ビネー新版K式発達検査2001
などを行い検査後結果を診断されます。

 

WISC-Vとは?

WISC-Vとは児童生徒用検査の第3版の知能テストで
年令によって検査名が変わります。

  1. WPPSI(幼児用,3歳10ヶ月〜7歳1ヶ月,45分),
  2. WISC(児童生徒用,5歳〜16歳11ヶ月,60分),
  3. WAIS(成人用,16歳〜74歳,60〜90分

 

◇言語理解(VC);知識,類似,単語,理解
言語的な知識

 

◇知覚統合(PO);絵画完成,絵画配列,積木,組合せ
視覚的な情報

 

◇注意記憶(FD);算数,数唱
注意を集中させて聴覚的な情報を正確に取り込む能力。
注意力の調査

 

◇処理速度(PS);符号,記号探し
制限時間内に,視覚的な情報を,指定された形で多く,正確に処理する能力。

 

これらの検査でIQが分かり以下のように分類されます。

 

130以上非常に優れている2.2%
120〜129 優れている6.7%
110〜119 平均の上16.1%
90〜109 平均50%
80〜89 平均の下16.1%
70〜79 境界線6.7%
69以下精神遅滞2.2%

 

ただ単にIQが高いから良い低いから悪いとことでは無く
たとえば理解力は高いが単語の理解度が低いのが弱点とか
先生の話を聞きもらすのが弱点などが分かります。

 

担任の先生に子供の特性を相談することで
子供に合った対応をお願いできるかと存じます。

 


検査と診断結果

学童期の注意欠陥多動性障害(ADHD)は
質問式のテキストJapanese Version of Schedule for Affective
Disorders and Schizophrenia for School-Age
Children-Present and Lifetime Version(K-SADS-PL-J)を用い
K-SADS-PLのアンサーシートの質問に回答していきます。

 

診結果では、以下のような病名を診断されることがございます。

 

大うつ病気分変調性障害躁病(そうびょう)
躁病とは→精神疾患の気分障害の一つで気分が高揚し、ハイテンションで
支離滅裂な言動が多い症状。
軽躁病(けいそうびょう)
双極性障害双極性感情障害(そうきょくせいかんじょうしょうがい)
双極性感情障害とは→躁鬱病のことで躁状態とうつ状態を繰り返す・・
分裂感情障害、広場恐怖症(ひろばきょうふしょう)『もし何か(不安発作)が起きたら…』と
心配になり人だかりのできのが怖い恐怖症(パニック症候群を伴うこともある)
分離不安障害(親と離れられない一人でいると不安にかられる)
回避障害回避性人格障害(かいひせいじんかくしょうがい)
回避性パーソナリティ障害(英: Avoidant Personality Disorder:APD別名
「不安人格障害」(Anxious Personality Disorder)自分なんかふさわしくないと考える・・
社会恐怖(しゃかいきょうふ、social phobia, social anxiety):社会不安障害
人前でマイナスなイメージで批判されたり、他人に辱められる事の恐怖を感じる症状
社交恐怖という別名も・・。過剰不安障害
強迫性障害(きょうはくせいしょうがい)強い強迫観念にとらわれる病気

行為障害(こういしょうがい、conduct disorder)非行のレベルを超えた症状
反抗挑戦障害(かんしゃくを起こす指示を積極的に拒否する
故意に他人をイライラさせる意地悪で執念深い)
一過性チック障害トゥレット障害トゥレット症候群:チック
外傷性ストレス障害適応障害など

 

 

余談ですが東京で妹(武藤亜澄さん)バラバラにした事件のとき
武藤勇貫被告は、アスペルガー障害や強迫性障害を抱え
「犯行時には解離性障害を発症していた」と言われ弁護側が
対人関係をうまく築けない「広汎性発達障害」の影響で、
犯行時には「心神喪失か、心神耗弱状態だった」と弁護しています。

 

ちなみに妹の亜澄さんも幼少期からトラブルを起こし
反抗挑戦障害だったと言われています。

 

MRI CTスキャン CPTの 違い

脳機能を診断するときに脳波の検査を行いますが
必要に応じて脳血流検査事象関連電位の検査を行います。

 

事象関連電位は、赤いもぐらたたきゲームのような検査で
赤いモグラが出てきたとき全てのもぐらをたたくとか
何もしないとか秋モグラだけに反応したといった反応を調べます。

 

脳の傷を診断するときには、MRICTスキャンで調べ
ADHDが疑われる場合、CPT( 持続処理課題: Continuous Performance Test )
で持続注意集中課題を行います。

 

CTcomputed tomography(コンピューテッド・トモグラフィ)の略で
CTが「コンピューターを使って画像処理した断層撮影」。
X線を使うためX線CTというのが正しい呼び方。
一方MRIは、(マグネティック・レゾナンス・イメージmagnetic resonance imaging)の略で
磁気共鳴画像 かくじききょうめいがぞう)。
CTもMRIもよく似た画像ですが得られる情報は違っています。
検査時間もCTは、短めですが、MRIは、長め。

 

頭を打ったとか事故をしたというときは、CTにより
頭部外傷・脳出血・くも膜下出血などが発見できますし
MRIは、脳ドックなどで脳梗塞などを発見するのに役立つ検査ですが
MRIは、時間が長く検査中に音が発生するため
検査する前に十分眠らせた状態で機能障害を診断します。