子供の大声 奇声を改善する方法

子供の大声 奇声を改善する方法

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ADHD(発達障害)の子供に限らず子供の奇声 には、自分の子供でもイライラさせられます。
突然キーキャーアーと甲高い耳につく奇声。マンション住まいで隣近所から苦情やクレームを言われノイローゼ気味になってしまうお母さんも多いようです。反対に子どもが大騒ぎしても気にしていないのかおしゃべりに夢中になっているおかあさんも見受けます。若いお母さんだからしっかり見ていないのではありません。若いお母さんもしっかり子育てをしている人はいます。でも年齢が上なのに・・?と思うこともあるし社会的地位がある人でもちゃんと育てていないと思う節があります。

 

奇声をあげたり大声を上げる子どもの対処法

 

子供は、興奮したとき恐怖を感じた時思い通りにならないときパニックを起こし奇声を上げます。

 

躾や育て方が原因のこともあります。奇声をあげて大騒ぎしているのに放置していたら「育て方が悪い」といわれても仕方がありません。親の対処の仕方によって周りの反応が変わります

 

うちの場合小さな声で過ごさなければいけないときは、あらかじめ車の中で静かにしなければいけない場所に行くように伝えておきます。そして静かに過ごせたらちゃんと褒めるようにしています。


大声を出して騒ぎはじめる子どもは、性格や気質によって見られます。2〜3才でおさまってしまう子もいれば大きくなっても騒いでしまう子もいます。

 

我が家のADHD児も問題行動と思っていた大声を出してしまうことも「言い聞かせ」で改善しました。他にも忘れ物や計画性の無さも右脳と左脳のバランスが良くなるにつれ改善していきました。失敗もありますが失敗を次にしないために話し合うことが大事だと実感しています。

 

 

大騒ぎをしたり大声を出すのは、理性をつかさどる左脳が右脳を制御できないから。放っておいても治るわけではありませんが、問題が見られたらそのつど話してきかせる子どもが理解できる言葉でメッセージを送ることはとても大切です。


 

丸山美和子さんの「育つ力育てる力」

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丸山美和子先生の著書によるとADHDの子どもの状態を軽減、克服するために必要なことは、「大好きな人と楽しい活動をする」ことだそうです。ADHDは、神経伝達物質の一つドーパミンの分泌が悪いのが原因といわれています。そのため両親隣近所親戚地域の人学校や保育園の先生からの「愛のホルモン」によって・・子供が変わるというもの。

 

子供自身の「育つ力」を周りがサポートし同時に家庭の「育てる力」を上げていくことが大切。子育ては、年齢によって悩みがつきものです。普通の子でも反抗も反発もあります。子育ての問題点は、自分1人でかかえることなく周囲のサポートは不可欠。

 

気になる行動があったとき少しだけ気楽にかまえることも大切・・柔軟に育てていけると良いですね。

 

育つ力と育てる力 (子育てと健康シリーズ)

育つ力と育てる力 [ 丸山美和子 ]


集団生活が出来ない子供の対処法

保育園幼稚園に入園するまで、他の子供との違いに気付かない親も多いようです。保育園幼稚園の集団生活で集団行動のルールを理解しないと先生や友達のトラブルをおこします。お友達の輪からはずれるお話が聞けない砂場にずっといる・・友達と喧嘩をする手を出してしまう・・などです。

 

性格や気性が荒いといった問題ではなく発達障害が原因でトラブルを起こすことも少なくありません。外国語が話せないのに突然外国で生活をするのに似ています。海外の常識と日本の常識は、違います。外国では、言葉がおぼつかない・・理解ができない、頑張っていても色眼鏡で見られる、批判されたりトラブルを起こすと自己嫌悪に陥り悪循環ですよね。

 

ADHDの子供たちも、努力しているのに努力の仕方を間違えていたり少し周りと比べて不器用なだけなのです。困った子と
批判され叱られるとレッテルをはられた自分が本当の自分と思ってしまう・・どんな子どもにもいいとこは、あるし良い個性を持っているはずなのに保護者や周囲の働きかけで良い部分は、伸びていきます。褒めて育てよと言いますがあれは、本当。

 

マイナスな点をガミガミいうのではなく欠点をどのように補うか一緒に考える、親子で良い関係を築いていきたいですね。

 

 

問題行動を改善させる グループ 療法

発達障害 を 改善する グループ 療法とは?6組から8組の親子が グループになり1時間前後一緒にすごすことです。
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グループ療法のメリットは、親が客観的に自分の子供を 見ることが出来る点です。発達や成長に応じて症状が軽い重いは、ありますが自分の子供の気になる点を他の子供と比較して発見することができます。

 

集団の中で今まで気付くことが無かったわが子の良い点を見つけることもできます。家庭では、子供への一方向しか向かなかった目線がグループで過ごすことで良い面悪い面を認識できるようになります。

 

家庭に帰る途中◎◎くんこうだったね。△△はどう思った?という会話の中で「やっていいこと」「やったら相手がどんな気持ちになるか」という点を親子で勉強することができます。子供は、親の合わせ鏡のような存在。親は、見ていそうで見ていなかったわが子の姿子どもは、自分は、こうだと思っていたけどこうだったという気付きが今後につながっていきます。