AD/HD の子育て法 注意欠陥 多動症 診断 されたら 叱り方 治し方 改善方法 伝授

ADHDと診断されたら・・

ADHD診断

感情の起伏が激しい、興奮しやすく奇声を上げる授業参観でじっとしていない教室で立ち歩く、鉛筆の筆圧が加減できない、周りの空気が読めない、授業の邪魔をする、皆と同じ行動がとれない、担任の指示が聞けない、図書館で静かにできない。このような問題行動が確認できたら担任の先生親双方から様子を聞いたうえでテストを行い診察を受け広汎性発達障害、ADHD 、ADHD傾向あるいは グレーゾーンと診断されます。

 

問題行動が見られたり困った行動が多い場合、先生やお母さんお父さんを困らせたいからわざとそのような行動をとるわけでは無いことに気付くことからはじめます。いつも叱られ怒鳴られ注意をされていると自分は失敗ばかりしてダメな人間・・悪い子と思い込み自尊心が下がっています。

 

子供の自尊心を傷つけることばで子どもを叱っていませんか?

 

子供の特性や個性の良い部分に目をつむり悪い部分だけ見て「育て方が悪い」「教育が悪い」「子供を自由にさせないから」「好きなことをさせないから」「兄弟で育て方に差があった」と言いたい放題言っていませんか?兄弟同じように育てたつもりでも1人だけ手がかかると悩む親も多いものです。

 

親の教育や育て方が問題で「困った子」になったわけではないということを理解しなければいけません。そうすると子どもの気持ちに寄り添えるようになります。発達障害は、『生まれつきの障害』ですが正しく療育すれば改善します。

 

 

 
 


ADHD の子供の自尊心や自己意識を伸ばす

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問題行動は、今すぐに改善するわけではありません。性格やタイプ(短所や欠点)は、大人になっても変わりません。ただ失敗をしないように工夫することで、失敗も減り長所が伸び短所が目立ちにくなります。

 

性格や人柄は、一生変わりませんが、環境によって改善でき良い個性が光り始めます。得意なことを伸ばし苦手なことは、手助けをしながらできるように導きます。ADHDの子供は、全てに集中しないのではありません。>好きなことには、とことん集中し最大限の力を発揮します。そのため良い部分を見つけて褒め気持ちを上げさせて育てていきます。

 

 

大人でも子供でも好きなことや興味のあることは、何時間やっていても苦になりません。興味がわくことに夢中になりマニアックな知識も頭の中に入ってきます。

 

ADHD の 子供は褒めることで育ちやる気の原動力となります。反対に叱ることで自信喪失につながり悪循環に陥ります。

 

大人が「なんでそんな簡単なことができないの」と叱れば子供は、「こんな簡単なこともできないダメな人間なんだ」と思いこみ「努力が足りない」と言われれば「頑張ってもどうせ認められない」と落ち込みます。集中力注意力に欠け衝動性多動性タイプは、自分をコントロールするのが、難しくその失敗により
劣等感を持たやすいものです。


過去の偉人たちの子供時代のエピソード

過去の偉人や伝記で紹介される人物も、子どものときに問題行動があったり周りと違ったエピソードがあります。子供の時衝動的で「困った子」「周囲から浮いた存在」でもひらめきや創造力にあふれエネルギーが有り余っていたのかもしれません。

 

政治家では、リンカーン大統領ウィンストンチャーチルベンジャミンフランクリン。(科学者で外交官)科学者では、エジソンガリレオ、芸術家のロダン作家のアガサクリティ冒険家のチャールスリンドバーグ歴史上の人物パットン将軍ネルソンロックフェラー最近の人物では、F1ドライバーのジャッキースチュワート水泳のマイケル・フェルプス・・少し周りと異なっている、

ADHDの子供たちへのNGワード

ADHD では、自尊心を高めるためにほめると良いのですが
逆に「これ言っちゃダメ」「それを言っちゃあおしまいよ」的な言葉は
「違う」「普通」「障害」「病気」です。

 

違う・・人と違う!間違っている?
同じじゃないのは、ダメなこと??
皆と同じようにすることが、正しいことでは、無いですよね?

 

ADHDの子供たちには「失敗してもやり直しOk」
「リセット可能」な状態を作ってあげることが大切で
昨日までの失敗続きの人生も今日から挽回できる!
と言い聞かせること・・

 

少しの間は、上手くいくと思います。
再び失敗しても「ダイジョウブやり直せばOK」という
雰囲気や話し方は、大切だと思います。