コンサータ Concerta ADHD 治療薬
小児用ADHD治療薬「コンサータ」国内で初めて承認されたのが2007年。コンサータが承認される前は、ADHD小児用の治療薬と言えばリタリンが一般的でした。しかしリタリンは、効果が3時間しか持続せず1日3回服用するか時間割に合わせて服用する必要がありました。学校でリタリンを服用する児童もいました。
今回承認されたコンサータの効果は、1日12時間なので1日1回の服用でOK♪
注意欠陥多動性障害(ADHD)の小児用治療薬として
厚生労働省が承認した「コンサータ」(成分=塩酸メチルフェニデード)。
また保険が適用の薬であるため患者や家族にとっては
朗報!それと共に新しい薬であるために
問題点や心配な点もあろうかと思います。
◇不注意、多動性、衝動性の改善が期待できる
◇1日1回、朝に服用すれば、速やかに効果があらわれ
服用後12時間効果が持続する
コンサータ副作用 薬は、効くの?効かないの?
軽度発達障害で 普通学級にいる子どもです。リタリンが処方されずコンサータを服用するのを悩んでいます。
コンサータの副作用として背の伸びが悪くなる、リタリンほど効かないと聞きました。片付けられない授業に集中できない状態が改善しますか?
ADHDの治療薬に関する依存症副作用即効性について・・依存性については、リタリンは飲めば即効性がありますがコンサータは、同じ成分をカプセルにした薬で速攻性は、ありません。
大量に服用するとリタリン同様依存性があると考えらます。
まずは、片付けられない授業に集中できない宿題が片付けられない場合
以下を参考に家庭で工夫してみてください。
リタリンにしてもコンサータにしても、薬は、最終的に処方してもらうものだと
思います。治療薬に頼らなくてもADHDの症状を目立たなくし
学校や家庭での問題行動(忘れ物が多い物を失くす集中できない)を克服できます。
ただ家庭学校で支援をしてもどうしても子ども自身が困った行動を
取ってしまう・・改善しない場合治療薬が必要になります。
「集中力を高める薬」と処方される医師(先生)がいますが
集中力を高める=勉強ができるようになる=片付けられるようになる・・という
解釈は、しない方が良いと思います。
またコンサータは、2008年に承認されたばかりの薬なので
処方する医師も様子を見で処方することがあるので注意が必要です。
個人的見解ですが、病院によっては、
ADHDの診断を下す診断書を出すだけの医療機関もあります。
逆に治療薬を処方する前に親の対処方を説明し
母親や家庭学校の先生と協力し子どもが改善したケースもあります。
注意欠陥多動性障害(ADHD)の子供 制限食で症状が軽減
注意欠陥多動性障害(ADHD)の子供に制限除去食(restricted elimination diet)を与え続けるグループと健康的な食事を与えるグループに分け調査をおこなったところ制限食(米、肉、野菜、西洋ナシ、水のみの)のグループの子供たちの8割の子供の多動性衝動性の症状が軽減したといいます。(被験者は、男の子)
http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=649603
ADHDは、不注意・多動性・衝動性が特徴の発達障害で2002年の文部科学省の報告によると、40人学級に1人程度は、ADHDと見られる特性があるといいます。
最近では子供だけでなく大人のADHD発達障害も取り上げられています。
ADHDを引き起こす原因の1つが、食生活(食事)食品添加物
(砂糖ドリンクやお菓子に含まれる合成着色料合成保存料が原因)では?
という研究は、論議されていますが、合成着色料合成保存料など
完全に排除できないにしても出来る限り添加物の少ない食事や
素材そのものを食べる食生活に近づけることは大事なことかもしれません。
注意欠陥多動性障害(ADHD)
注意欠陥多動性障害(ADHD)は、知的な遅れはないものの、席にじっとしていられない(多動性)、
順番が待てない(衝動性)、忘れ物が多い(不注意)などの特徴が認められる。
周囲の人の無理解から厳しい指導やいじめの対象になりやすく、
抑うつや自尊心の欠如などの二次的な情緒障害がみられることもある。